Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
二人きりのクリスマス(其の二)
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はぁ~ よく寝た。
…ゥ ゥワッ!
寝返りを打ったら恭介さんが見下ろしてた。
「き、恭介さん」
「クククク…奥様、お目覚めですか?」
「な、何で恭介さん…此処に」
「ん?仕事が済んだから俺も昼寝してた」
一緒に寝てたのかぁ。
気がつかなかった。
「今何時ですか?」
「ん?今か、えぇっと…4時過ぎ」
「4時過ぎですか!」
慌てて起きようとするのを押し留められて
「まだこのままでいい」
『このままでいい』と云われても。
「ん?」
恭介さんの指が私の顔をたどってる。
「洗濯物を取り込まなきゃ」
「俺より洗濯物の方が大事か、ん?」
そんなの比べられないでしょうに。
前髪を掻き分けて、額にキスを落とす。
「恭介さん…」
「ん?」
恭介さんの唇は顔中にキスを落としてる。
「せ、洗濯物」
「フッ どんだけ洗濯物が大事なんだよ」
恭介さんが上半身を起こし、私を引っ張ってくれる。
「さ、洗濯物を取って来い」
「はい」
恭介さんの頬に
チュッ!
キスをして寝室を出た。