Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
社長のマンションの駐車場に停めて
「社長、着きましたよ」
「ん」
ゆっくり目を開け車から降りた。
エレベーターに乗り、1階と27階を押す。
「ん?何で1階?」
「私が降ります」
1階に着いたので降りようとしたら、腕を掴まれ
エレベーターは閉まった。
「えっ?社長」
「何処へ行く気だ」
何処へって
「家に帰るんですけど」
「馬鹿か!こんな遅くに危ない。今日は泊まれ。今日だけじゃなく、これから毎日だ。お前の親に一緒に住む許可貰ったからな」
「えっぇぇぇぇ…」
今日から一緒に住むんですか?
「何を驚いてる?」
そりゃ驚きます。
27階でエレベーターが開き、部屋へ―
「社長」
「ん?」
「明日の服を取りに行かないと」
「明日、行く前にお前の家に寄る。その時着替えろ」
「……」
「下着とかスエットは此処に置いてあるだろ」
前に泊まった時のが置いてある。
「俺、風呂に入って来るから」
「あ、はい」
……
…
私…今日から此処に住むの?
あっ!
でも駄目じゃない。
社長のご両親が許してくれなきゃ!
はぁ~
今晩は仕方ない。
泊めてもらうけど、明日は帰ろう。