私の恋愛条件


あれって今日だった?


確か7月28日…─


私はふと携帯を開き、カレンダーを確認した。



「本当だ…」


『気づいたなら、今日の6時に俺の家集合な?』



鈴空は自分の家を指さした。


知ってるけど。


だけど、やっぱ嬉しい。


心臓がばくばくしてる。


夢にも思わなかった。



「うん!!」



だって鈴空と2人きりでしょう?


そんなの夢みたい。



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