私の恋愛条件
おわり、そして始まり
試合が終わり、私は外で待っていた。
「2人ともおめでとう!
試合お疲れさま!!」
2人は走って私の所に来てくれた。
『よ!
どうだった俺の活躍ぶりは♪』
「う~んイマイチ?
てか光舞のほうがカッコ良かったよ!!」
鈴空はくそ~と頬を膨らました。
おもしろ─い♪
『だってよ光舞?』
『あ、あぁ』
照れくさそーにそっぽを向いた。
まったく…
可愛いんだから!
「なにが『あぁ』よ!」
私は光舞の前に行き、タオルを顔にぶつけた。
『んだよ』
「心の中では嬉しいくせに!」
めんどくさそうに顔を上げた光舞。
『ふ、ありがとな珠蘭』
かぁ───…