私の恋愛条件



まっ、いっか?


ってかこれから運命の告白じゃん!!


まぁ帰り道でだけど...


あぁ──────緊張する!!



『んじゃ、俺帰るわ』



光舞は私に口パクで何か合図した。


ん?


が・ん・ば・れ・よ?


口は確かにそう動いたはず!



「こ、光舞」



呼び止めようとしたが、光舞は一瞬だけ笑って立ち去った。



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