私の恋愛条件
あれから3日が経った。
あの日私は鈴空の家で7時まで寝てしまった。
笑える~♪♪
起きたらここどこ??
みたいな感じだったし。
「おっはよ~♪♪」
少し前を歩いていた光舞に声をかけた。
少し前って言っても、もうグランドのすぐ側。
『おう』
「てかどうしたの?その手?」
光舞の手には擦り傷がたくさんあった。
『転けただけ』
「はぁ─嘘バレバレ!!」
光舞は下を向いた。
私は鞄から絆創膏を取出し、光舞の指にはった。
「何があったの?」