私の恋愛条件
遠くから人影が見えた。
電柱にもたれて...ん??
携帯をさっきから空に向けている。
気になり、息を見出しながら光舞の所に行った。
「はぁ、はぁ、はぁ」
『遅い』
「ごめん!!あの場所行ってて」
私は光舞の前でごめんっと手を合わせた。
《カシャッ》
はい?
『息乱れて、おまけに顔真っ赤』
「ちょ、携帯見せてよ!!」
『いいけど?』
光舞は携帯を閉じ、私に渡した。
携帯を開けると...
「はぁ??暗証番号?」