私の恋愛条件
おまけ☆
―おまけ―
足はもうすっかり治り、毎日練習に取り組んでいます。
鈴空から連絡があり、新しい学校でまたサッカーを始めたみたい。
『なぁ珠蘭…』
「へっ?」
もう夏は終わり、秋になっていた。
足元には枯れ葉がたくさん…
制服は半袖から長袖に変わり、毎日が少し寒い!
『手、繋いで?』
え?
私はすごく簡単な事に驚いた。
光舞の顔を見て唖然した私。
『いや…ごめん、なんでもない』
「光舞ってバカ?」
私は光舞の手を握った。