私の恋愛条件
遠い距離
あれからは何も変わらずにいた。
あんな事言ったなんて、信じられないくらい毎日静か。
本当変わった人。
『魅天これ頼むな』
「またー?」
鈴空を見ると今日も2人話してた。
同じ学級委員の魅天さんだ。
『わりーな』
「今日だけね?」
『サンキューな』
2人とも学級委員だしなぁ。
魅天さんに憧れる。
綺麗で目がパッチリ二重で小顔。
私がないものを全て持ってる。
「はぁー…」
あんな仲良く喋ってる姿みたら嫉妬焼いちゃう。
心がウズウズする。