私の恋愛条件


だからこうして、1人でいるのが多いのか。


前に一回聞いたことあったなぁ。


本当だったんだ。



「それじゃぁ、中学の時部活は?」



中学くらいなら流石に…───



『入ってたけど辞めた』


「どうして?」



光舞は立ち上がった。



《バンッ》



光舞はサッカーボールをコンクリートの壁に、思い切り蹴った。



『越えられないやつが居たから』



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