私の恋愛条件


《キーンコーンカーンコーン》



「終わったぁ…」



これで全ての教科のテストが終わった。


私には地獄からの解放って感じ。



『お疲れ、けっこう簡単だったな?』



鈴空は私の頭をポンッと触った。



「簡単って、どれだけ自信あんのよ?」


『あれ?
馬鹿な珠蘭には難しかったか?』



…─────


鈴空!!!!!


言うじゃないの!!!!


はぁー。


でも鈴空の言う事はあってる。



「もうテスト終わったし、テストの話し止めよ…」



テストの話しは大嫌い。


頭良い人はいいよね?


勉強したらするぶんだけ点数獲れるけど、馬鹿な私は勉強しても無駄みたい。


あくまでも私はね。



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