私の恋愛条件


くたばった私を見て鈴空はまたいつものメンバーの所へ。


距離が遠くなる。



「珠蘭?」


「ふぇっ??み、魅天さん!?」



聞き慣れない声で目が覚めた。


綺麗に透き通った声。


学級委員の魅天さんだ。



「ごめん、呼び捨てで」


「いいよいいよ」



魅天さんは自分の髪を見つめた。


意外と恥ずかしがりな性格そう。



「魅天さんじゃなくて、穂乃満(ホノミ)でいいよ?」


「ん~じゃぁ、ほの♪」



魅天 穂乃満───


素敵な名前だなぁ。


まず苗字からかっこいいし☆


穂乃満って長いし、ほのかな?



「その呼ばれかた初めて☆」


「いや?」


「うぅん♪嬉しい!!宜しくね」



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