恋愛日記
始まりの雨

イジメ

また今日も雨だ。

起きて窓の外を見ながら思った。

今は毎年憂鬱になる梅雨の季節。蒸し暑くて空気がムワムワする・・・。


朝ごはんを食べながら急いで着替える。
いつもこんな感じ。

やっぱりぎりぎりまで寝ていたいじゃん?

時刻は7時40分。家から学校までは10分かかるからまだ大丈夫!

携帯を取り出して、援交しているおじさんに電話する。




プルルルル♪ ブルルルル♪




「あ、もしもし、沙耶ちゃん。どうしたの?」



いつもどおりに猫なで声で答えた。



「今日の放課後暇なんだけど、どぉ?」



「おぉ!大丈夫だよ!んじゃ今日はホテルの近くのコンビニで待ち合わせね」



いつもどおりの反応。

あのおじさん高いお金くれるんだよね♪



「了解。じゃぁ、また後でね!バイバイ。」



そう言って電話を切るとちょうどいい時間になっていた。

相変わらずの雨で、しぶしぶ学校に行った。


学校につくと、いつも通り汚いものを見るような目で私を見る。


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