恋愛日記
「あんた達さぁ、なんで私の制服は汚れていいのに乃璃佳の制服は汚れたらダメなの?まぁ、そりゃそうか。あなたたちのご主人様だもんね、乃璃佳様は。」
下僕どもを睨みながら言ってやった。
でも、口調はまぁまぁ優しくね。
そして視線を乃璃佳にうつして、今日一番の睨みをきかせた。
「あんたもあんたでしょ。こんな事いつまでも続けてるから、好きな人にも振り向いてもらえないんじゃないの?まぁ、自業自得だね。私が男でも、こんな薄っぺらい友情しか作れなくて、学校で下僕を従えてて。おまけにイジメの主犯。そんな人好きになりたくもない。」
あーあ。
少し暴言はいただけで泣いちゃったよ。
ったく、相変わらず弱いねぇ。
これじゃうちがいじめているみたいじゃん。