小さな豆子は霊能力者!? ―マイ・プレス―
私には見えないけど首筋に痣が出てきてるみたい
「…ああ さっき怪我治したからだよ」
「…お前 無茶しやがって」
「無茶なんてしてないよ 助けたかったんだもん」
これは本音 自分の身体が壊れても
誰かを救えるなら
大ちゃんの髪の毛が私のほっぺに触れた
「なに?どうしたの?」
すると首筋に暖かい物が触れた
「っはあ!」
「…エロい声出すなよ」
「っ!じゃあそんな事しないでよ!!」
大ちゃんの口元が私の痣を撫でる
息がかかって こそばいい
「…あの母親の事 気にしてない?」
「…え」