オレらは青春爆走中【完】



未だに何かを考えているのだろう。押し黙る英介をちらりと見たオレ。



と、その時、



!!!




オレは、ひらめいた。




…てか、これってかなりいまさらだな。




そんなことを思ったが、藤条の謎をはやく知るためには1番の方法だ。



オレは、意を決して2人にはなしかけた。




「あのさ、三田村…、英介…、」




オレの呼び掛けに素直に振り向く2人。




「…めっちゃ、いまさらなんだけど…これって……藤条と同中の人とかに聞き込みしたほうがはやくね…」


!!!




!!!!




その時の2人の顔は……
未だに忘れられない。




< 108 / 172 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop