オレらは青春爆走中【完】
『…なぁ、なぁ、隼人は、どこ中出身??オレと松田は、南中なんだぜ??てか、さっきは、ゴメンな。松田がいきなり話し掛けるからビックリしたろ!?コイツ、あれふざけてたんじゃなくて、本心だからさ。あんま、気を悪くしないでな?』
三田村が、藤条にマシンガントークを浴びせる。
…アイツ、いつ、息継ぎしてんだ。
三田村を呆れたように見るオレ。
『…俺は、東中出身。…さっきの松田のは、別に気にしてないから。』
淡々と答える藤条。
…三田村と、正反対のタイプだな〜。
「つか、三田村、オレ、藤条に続き、もう1人友達になりたいやつできた!!」
オレの嬉しそうな顔を見て、
『……。』
言葉を失い、立ち尽くす三田村。
…やっぱ、三田村の反応サイコー(笑)