オレらは青春爆走中【完】
―……
そうか、お前があの時先輩がいってたやつか。
オレは、目の前にいる松田を見つめた。
『な、なんだよ…。』
松田は、焦ったようにオレを見返す。
…まぁ、コイツといれば高校での退屈しのぎくらいにはなるかな。
そう思いつつ、オレは、口を開いた。
「……まぁ、ひとまず、この勝負オレの負けだ。約束通り友達になってやるよ。オレもお前に興味わいたしな…?」
『!!そっか、よっしゃ!じゃあ、今日から改めてよろしくな!英介!!』
その時、松田は、本当に嬉しそうに笑ったんだ。