〜僕をみて
今日こそは…
彼女と会って話したい
初めて彼女の家に訪問した日から、一ヵ月が経とうとしていた
もし、虐待にあっているのなら早く、保護をしてあげたい。
ピンポーン…ピンポーン
ピンポーン…
ガチャ
『一体何なんですか?毎日毎日…』
やっぱり居留守だったのか
じゃ今日は扉を開けてくれたということは
一歩前進…
「こんにちは、元気でした?」
『フゥーもっと他にすることないんですか?!虐待なんてしてませんから、安心して下さい。だからもう来ないで下さい』
「わかりました。じゃぁ〜今日最後にします。そのかわりちゃんとお話させて下さい。陽介君にも合わせて下さい。お願いします!お母さんの気持ち知りたいんです。女として話したいんです。」
『〜どうぞ』
そういって彼女は、部屋の奥へと入って行った。
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