続・恋雪

今日は月曜日。放課後。


私は雫と一緒にとある本屋さんへ来ていた。




「「こんにちはー」」




「いらっしゃい!空ちゃんに雫ちゃん。」




ニコリと美しく微笑む女性――…桜香さんだ。


毎週月曜日の放課後、こうして桜香さんと話すことが私達の用事だ。


私達はずっと閉店の店の奥へと入った。
< 10 / 228 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop