続・恋雪


「いや…そんな予定は……「空さん、水曜日はデートしましょうね?」




後ろを振り返ると相羅が満面の笑みで立っていた。




「………受験勉強は?」




「なんだかんだで俺達最近ろくにデートできてねーじゃねーか。
…集中できるかよ。
エネルギーが足りねーんだよ、エネルギーが。」




どんなエネルギー?




「……分かった。京葉、じゃあ放課後に。」
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