続・恋雪
私を迎え入れてくれる人が居るのだと知った。
バイトでも、必要最低限の言葉だけを発し、裏方の様な仕事ばかりしていた私は、少しの期待を込めて接客をするバイトを始めた。
高校に入って…自分からは何を話して良いのか分からず、やっぱり窓の外を見ていた。
そんな時、声をかけてくれたのは…京葉だったんだよ。
最初は自分に話かけてくれているなんて思わなくて、無視してしまっていたけれど……私だと知って嬉しかったんだよ。