続・恋雪


「良いよ。行って来い。
…嬉しかった、素直な空の気持ちを聞けたから。」




あぁ…私は本当に幸せ過ぎる。




「今からデートするぞ。」




ニコリと微笑み、私の手を握る彼を見ながら…




どうかこの幸せが長く続きますように――…




ひそかに温もりを感じる手を強く握り返し、祈った。





−終−
< 214 / 228 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop