誰よりもキミを〜過去!?からのお〜?未来〜
――――――その日の夜


テーブルを囲むおとうさんとおかあさんとあたし


「…………なんで白紙なの??」


「忘れてたから…」


「ほんとは??」


ば、ばれた

「……………考えるのがめんどくさかったから」


「はぁ… 自分の進路なのよ!!

もっと考えなさい」


「まぁまぁ…

もちろん高校行くよな??」


救世主!!おとうさん


「うん」


「行きたい高校とかないのか?」


考えたことなかったな…

高校なんてどこでもおんなじじゃん


前だったら憐と同じ高校が気が楽でいいと思ってたけど…



もう!!憐なんてしらないもん



「……特にない」



「じゃあ白紙でもしかたないか

でもちゃんと話すんだよ(笑)」



「パパは瑠奈に甘いんだから…」



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