不器用なココロ
初めてのキモチ
~夢亜side~
「地味だけどなに?」
あたしの口癖。
直さなくっちゃって、思っても、直せない…。
あたし、天野夢亜は、地味だから…。
高1になって、あたしにとっては、初・登校日。
高校生になったら、明るい子になろぅ♪
なんてね…、あたしにはムリなんだょ…。
入学式前日…
38度を超える熱。
だるい…。
明日、入学式なのに…。
薬をもらいに、病院へ…。
「インフルエンザB型です。安静にするように。」
お医者さんから告げられたのは、こんな言葉だった。
つまり、あたしは、高校デビューに、一足遅れてしまったのだ。
あぁぁ…。
きっと、あたしが登校するころには、みんながグループで固まってて、あたしの居場所なんかないんだろうなぁ…。
あぁ…、まただ。
また、あたしのネガティブが…。
そんなこんなで、今日、登校するのが嫌でしょうがない。
運命の出会いなんてよく言うけど、そんなのも、あたしにはもぅ、どうでもよかった…。
「いってきます…。」
「「「いってらっしゃい!」」」
うちの家族は、本当にげんきだなぁ。
あぁ…、
どうして、あたしだけ、こんなに重いの…?
「地味だけどなに?」
あたしの口癖。
直さなくっちゃって、思っても、直せない…。
あたし、天野夢亜は、地味だから…。
高1になって、あたしにとっては、初・登校日。
高校生になったら、明るい子になろぅ♪
なんてね…、あたしにはムリなんだょ…。
入学式前日…
38度を超える熱。
だるい…。
明日、入学式なのに…。
薬をもらいに、病院へ…。
「インフルエンザB型です。安静にするように。」
お医者さんから告げられたのは、こんな言葉だった。
つまり、あたしは、高校デビューに、一足遅れてしまったのだ。
あぁぁ…。
きっと、あたしが登校するころには、みんながグループで固まってて、あたしの居場所なんかないんだろうなぁ…。
あぁ…、まただ。
また、あたしのネガティブが…。
そんなこんなで、今日、登校するのが嫌でしょうがない。
運命の出会いなんてよく言うけど、そんなのも、あたしにはもぅ、どうでもよかった…。
「いってきます…。」
「「「いってらっしゃい!」」」
うちの家族は、本当にげんきだなぁ。
あぁ…、
どうして、あたしだけ、こんなに重いの…?