不器用なココロ
杏と別れた後、わたしは、教室にいった。


って///

なんで、怜くんがいるの?

まさかの、同じクラス!?


と、いうか、なんか、まわりの女子が騒がしい。


廊下にでると、数人の派手な子たちが、あたしに近づいてきた。

「?」

「あんたさ、怜と一緒になんなんなわけ?あんたは、怜の何?」

怖い…。

「何もないです…。」

「嘘を言わないでよ。あたし、朝みたんだから。あんたと怜が、一緒に登校してたの。」


「ほんとに、なにもないです。」


「怜に近づかないで。」

あ、やっぱ、怜くんモテるんだ。

かっこいいもんなぁ…。

でも、怖い…。

だれか、助けて。

朝なのに、ここの廊下は、人がいない。

と、そのとき…、

「おまえら、何やってんの?」

「あ、怜くん…。」


女の子たちは、怯えたように、なにも、しゃべらない。

その時だった。

「…ん!」

なに!?いきなり!?

キ…ス…?

「ちょっと…なに!?」

「なんか、文句ある?」

「いや…」

女の子たちは、みんな、あ然としている。

「ちょっと来い。」

「ん…。わかった。」


怜くんとのキスは、ビックリしたけど、


別に、嫌じゃなかったかも。

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