不器用なココロ
~夢亜side~


時は、あっという間に過ぎ、あたしは今、杏の家にいます。

杏に、朝のことを全部話した。


そしたら、杏が…

「あんた、怜のこと、どうおもってんの?」

えっ…、

怜くんといると、ドキドキしたり、落ち着いたりする。

「…恋!?」

「そぅ。あんたは怜に恋してるの。」

恋か…。

好き…。


ずっと一緒にいたい。

「なら、どうする?」

えっ…、


「あたしなら、告白しまーす。」

あ…あん…。


ありがとう。

「あたし、明日、がんばる。」


「そうよ。その勢いよ。」

あん、ありがとう。

あたし、やっと自分のキモチに気づけたよ。
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