メガネ君と苺ちゃん
メガネ君は、私の手を握ると、

歩き出した。


「意地張らないでください」

「・・・・」


・・・結局


家まで送ってもらった。



「ありがとう」

「いいえ・・・あ」

「どうしたの?」

「オレのこと、樹って

呼んでください」


「なんで?メガネ君で

いいじゃん」

「苺には、

名前で呼んでもらいたいから」
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