メガネ君と苺ちゃん
「私に、どうしろっていうのよ」

「束した書類を、ホッチキスで

留めてもらいたいんですけど」


「メガネ君、私、

生徒会じゃないんだけど」


「みんな、忙しいらしくて、

誰もいないんです」

しゅんとしたメガネ君。


・・・しょうがない。

私は手伝いをしてあげた。

「苺・・・」

「何?」

「放課後も手伝ってもらいたいんだけど」

「わかった、わかった」

呆れ気味に返事をした。
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