enjoying!

あいさつを済ませた先生があたし達に集合をかけた。

 「…死ぬぞ、今日。」

周りからゴクリと唾を飲む音が聞こえた。 

生半可じゃない。

あたしも感じていた。

 「…特に前衛。
  今日だけでレベルアップは間違い
  なしだ。
  有意義な一日にすること!
  以上!!」

 「気をつけ!!」

和田先輩が号令をかけた。

 「礼!!」

 『おねがいしまーす!!!』

コートを見ると高校生は全員整列をしていた。

 「今日一日お世話になります。
  うちの部長から一言…。」

和田先輩と先生が軽くアイコンタクトを取った。
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