enjoying!
蓮side
「…おーっ、やってんな!
桃林!」
…この声、どっかで…。
「あ、笹嶋さん!?
一ノ瀬さんも…。」
黒と白の佐倉中のジャージ。
一目でわかった。
「よっ!」
なんで2人がここに?
しかも先輩達がいないときに限って…。
「はぁ!?
なんでテメェここにいんだよ!?」
「おー、歩斗。
少しは上手くなったか?」
「ふざけんな、黙れ!」
一ノ瀬さんが俺の肩をつついた。
「ねぇ、今日って関東組いないの?」
「今日は関東組だけ藤乃宮高校に
行ってます…。」
笹嶋さんの動きが固まった。