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帰り道に歩斗に貸していた漫画を返してもらいに歩斗の家に寄った。
「…なぁ、歩斗。
笹嶋さん、今日なんか変じゃなか
ったか?」
「…いつものことじゃね?」
そーゆー意味じゃないし。
「だから、様子が変じゃなかったか
って聞いてんだよ。」
「愛華いねーからじゃなくて?」
歩斗に聞いた俺がバカだった。
聞く相手完全に間違えた。
「…あれ?」
歩斗が家の鍵を差し込む。
「どーした?」
「…鍵、開いてる…。
ちゃんと閉めて出たはず…。」
いっきに鳥肌がたった。
「…空き巣?泥棒…?」
「まさか…なぁ?」