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優奈が笑顔で自己紹介をした。

 「こんな子がマネージャーだったら
  嬉しいね。
  可愛いし、礼儀正しいし。」

優奈が照れ笑いを浮かべる。

 「可愛いなんて…そんな…。」

そーゆー謙虚なところも可愛いんだって。

 「きょーうこー!
  あれ?遠田じゃん!」

…今日は酔っ払ってないんですね、なんてことはいう勇気がない。

 「ああ、大庭。
  今日は酔っ払ってないんだね。」

 「ちょ…先輩!!??」

度胸あるなぁ…。

 「あー、あの時ね!
  迷惑かけたわー。」

 「一番困ったのは中島だろうけど。」

日花梨先輩が笑いながらそう言う。

 「そうだよ。
  重たいアンタを一人で運んだんだから
  ね!」

 「そうだっけ?」

そりゃ覚えてないでしょ…。
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