enjoying!

 「ねぇ、愛華。
  この人たち…面白いね。」

優奈があたしに耳打ちをした。

 「あれ?
  この子って…。」

大庭さんが優奈を見て言った。

 「ああ、遠田の友達だって。
  崎本優奈ちゃん。」

 「はじめまして。」

大庭さん…見つめすぎ。

 「めっちゃ可愛いじゃん。
  類友だね、類友!!」

大庭さんに背中をバシバシ叩かれる。

類友…?

 「そういえば、大庭。
  中島になんか用だったの?」

 「あ!
  なんか集合かけられたからさ。
  早く行こ?」

 「あー、はいはい。
  じゃあね!!」

嵐のような人たちだ…。

 「優奈よかったね。
  可愛いだって!」

 「いやいや…。
  ほんとそんなことない…。」
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