enjoying!

 「それじゃ、お疲れ様でした!」

 「ん、ばいばーい。」

城田と愛華。

そして基山。

いつもこの3人で帰ってる。

幼なじみってのもある。

3人は家も近いし…。

でも、愛華と城田は2人だけで帰ろうとなんてしなかったんだよね。

なんか変なの。

一緒に登下校とか夢のシチュエーションじゃん。

 「あいつら仲良いよな!」

 「あ、海斗。」

 「よ。」

コートからの帰り道。

学校の前であたしと海斗はバイバイだ。

家は逆方向だから。

でも、今日は…。

 「…なんでこっち来るの!?」
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