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頂点


 「おはようございまーす!」

先輩達は既に集合していた。

まだ30分も前なのに…。

それだけ、試合にかける意気込みが強いんだと思う。

 「おはよ、愛華!!」

日花梨先輩は準備万端みたいだ。

試合中の目をしている。

 「気合い入りまくりですね!」

 「当たり前。
  ベスト8は死守でしょ。」

…やっぱり、日花梨先輩と一緒にやってきてよかった。

 「…関東、絶対に行きましょうね。」

 「うん!」

蓮が眠そうに登場すると、その隣を歩斗が駆け抜けた。

 「おっはよーございます!」

 「朝からウザいテンションだな。
  歩斗…。」

蓮は昨日あまり眠れなかったらしい。

 「何、蓮!
  緊張してんの!?」
 
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