enjoying!

もう1つのコートでは2番手の島田先輩と佐伯先輩が試合をしていた。

試合経過は今のところ2-1でリードされているみたいだ。

 「うぃーっす。」

この2人にはなんともいえない貫禄がある。

なんでだろう…余裕があるっていうか…。

 「ドンマイ、蓮!!」

蓮がレシーブミスをしたらしい。

 「大丈夫だ、気にすんな!」

蓮が力強く頷いたのが見えた。

 「ガンバーっ!」

優奈の応援にも力が入る。

 「1-1!」

 「はーい!!!!」

ラッキーじゃん!

チャンスボール!

 「っらぁ!!!」

蓮のスマッシュはライン上に落ちた。



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