続・俺様王子の初恋





気持ち良さ気に眠る
葵の髪をそっと撫でた。





「 昨日全部話した 」


「 ・・・で? 」


「 ・・・大丈夫だよ 」





葵から離れて、
ソファに置いた鞄に手を伸ばした。









バキッ・・・・・・






「 だから、何だって? 」


「 ・・・・葵が起きるから、静かにしろ 」


「 お前分かってて言ってんのか? 」







”分かる”も何も、
もう他に術はないだろ・・?







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