シロクロ
晩飯も食い終わり、俺達が後片付けを始 めると、リビングでテレビを見ていた夏 輝兄が立ち上がった。
『ナツ兄ちゃん、どうしたの?』
俺達は、皿を棚に直しながら、夏輝兄に 聞いた。
『俺、部屋にもどるわ、そろそろ就寝の 時間だし』
そう言うと夏輝兄ばがんばれよ゙とい い、自分の部屋に帰って行った。
『アキくん、後は、俺がしますんで、フ ロ入って来てください。就寝の時間に なったら、シャワー使えなくなるんで』
コウタは、そう説明をすると俺にフロの 場所を教えた。
『分かった、でも、ユウタくんは、入ら なくていいの?』
俺が言うと、コウタは、゙待ってる間に入 りましたよ゙と笑顔で言った。
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