シロクロ
『ん?・・・アキくん』
玄関を出たコウタは、振り返り俺に気ま ずそうに下を向いた。
『コウタくん、大丈夫?』
俺はコウタの近くに行った。
『大丈夫だよ。少しイライラしただけだ から』
コウタは、笑顔で俺に言った。
それから俺達は、人気がない体育館の裏 で話をした。
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