シロクロ
『ねぇ、君たち、今、体育倉庫の整理頼 まれてるんだけど、人手が足りなくて手 伝ってくれないかな?』
俺達の前で声をかけてきたのは、全く知 らない男だった。
ネームプレートの色から2年生だと分 かった。
『いいですよ。行きましょう。アキくん もいいよね?』
コウタは、二つ返事でOKしたため俺も頷 くことしか出来なかった。
体育倉庫にいくと、5~6人の集団がい た。
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