強引な次期社長の熱烈プロポーズ
指を絡ませあって握る。
柳瀬が全身脈打つようにして、一瞬顔を歪めると百合香はそれに反応するようにビクンと体を跳ねさせた。




「ゆ····り」
「··智さ、ん···」







“愛してる”











「明日はこのまま家にいるといいよ」
「え?でも…」
「まさか、気付いてないの?」
「?」


二人はひとつのベッドに寄り添って寝ている。


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