強引な次期社長の熱烈プロポーズ
その勢いでリビングのソファに押し倒されると、昨夜のように上から見下ろされて身動きが取れなくなる。
「智さ…っ」
「百合香は俺のじゃないの?」
「えっ…?ちょ、あっ…」
昨日と違うのは柳瀬が強引なこと。
なんだかすごく怒っているというのか、苛々してるのか。
ただの勘違いなのに。私が智さん以外の男の人を考える隙なんて初めから与えてなんかくれなかったくせに。
必死で百合香はそのことを柳瀬に伝えようとするが、うまく声が出せない。
すぐにキスをされる口からは、名前を呼ぶのが精いっぱい。
全身を這う大きな手がさらに思考することを困難にさせる。
(智さんでもこんなに熱くなることがあるんだ。)
あんなにポーカーフェイスだと話をしていた彼が、目の前で明らかに焦りと嫉妬を露わにしながら百合香を強く抱きしめる。
「···智さんっ」
「もっと、呼んで」
一度火がついた彼を止める術がなくて、百合香もそんな柳瀬に誘われるように理性がなくなってしまって2人でそのまま堕ちて行く―――――。
「智さ…っ」
「百合香は俺のじゃないの?」
「えっ…?ちょ、あっ…」
昨日と違うのは柳瀬が強引なこと。
なんだかすごく怒っているというのか、苛々してるのか。
ただの勘違いなのに。私が智さん以外の男の人を考える隙なんて初めから与えてなんかくれなかったくせに。
必死で百合香はそのことを柳瀬に伝えようとするが、うまく声が出せない。
すぐにキスをされる口からは、名前を呼ぶのが精いっぱい。
全身を這う大きな手がさらに思考することを困難にさせる。
(智さんでもこんなに熱くなることがあるんだ。)
あんなにポーカーフェイスだと話をしていた彼が、目の前で明らかに焦りと嫉妬を露わにしながら百合香を強く抱きしめる。
「···智さんっ」
「もっと、呼んで」
一度火がついた彼を止める術がなくて、百合香もそんな柳瀬に誘われるように理性がなくなってしまって2人でそのまま堕ちて行く―――――。