強引な次期社長の熱烈プロポーズ
ガコン
バックヤードの先の従業員エレベーターの扉が開く。
そこに柳瀬が乗り込むと続いて美雪も乗り込んだ。
事務所のある5階のボタンを押すとゆっくりとエレベーターが上昇する。
「毎日足を運んでくださって貰ってすみません」
柳瀬が体を半分向けてそう言った。
「いいえ。柳瀬さんに会えるのも楽しみのひとつですから」
「…それは光栄です」
「さっきの神野さん。可愛らしいですね?」
急に百合香の話をする美雪に対して柳瀬は警戒する。
「もう3年経っているんですけどね」
「そういうことだけじゃなくて、女性として」
「なぜ急にそんな話を?」
「柳瀬さんも気付いているんじゃないんですか?売場の彼、彼女に気があること」
ガコン…
5階について扉が開いたときに柳瀬が半身しか向けていなかった体をさらに美雪に向けて立っていた。
「着きましたよ?」
にこりと笑って柳瀬にそういうと美雪は先に降りて柳瀬を見ていた。
バックヤードの先の従業員エレベーターの扉が開く。
そこに柳瀬が乗り込むと続いて美雪も乗り込んだ。
事務所のある5階のボタンを押すとゆっくりとエレベーターが上昇する。
「毎日足を運んでくださって貰ってすみません」
柳瀬が体を半分向けてそう言った。
「いいえ。柳瀬さんに会えるのも楽しみのひとつですから」
「…それは光栄です」
「さっきの神野さん。可愛らしいですね?」
急に百合香の話をする美雪に対して柳瀬は警戒する。
「もう3年経っているんですけどね」
「そういうことだけじゃなくて、女性として」
「なぜ急にそんな話を?」
「柳瀬さんも気付いているんじゃないんですか?売場の彼、彼女に気があること」
ガコン…
5階について扉が開いたときに柳瀬が半身しか向けていなかった体をさらに美雪に向けて立っていた。
「着きましたよ?」
にこりと笑って柳瀬にそういうと美雪は先に降りて柳瀬を見ていた。