強引な次期社長の熱烈プロポーズ
5.不安の種
(うぅ~…気になる。)
それはやはり美雪と柳瀬のこと。
また仕事の延長とはいえランチに行ったりするんじゃないかということ。
あんなに美人だったら同じ女としてやっぱり嫉妬してしまう。
そうこうしている間に休憩の時間が来た。
今日は百合香が1番目、次が坂谷で、最後は柳瀬。アルバイトの子はその間様子を見て順次休憩に入れる。
「坂谷さん、私休憩入っても大丈夫ですか?」
「あっ!う、うん。どうぞ!!」
「?」
(なんか変。
さっき阿部さんに会ってからなんか態度が落ち着いていないというか…)
百合香は休憩室へと向かった。
エレベーターを降りて事務所に入る。
するとちょうど話が終わったのか2人同時に商談室から出てきたところにばったりと出くわした。
「あっ…お、お疲れ様です」
「ああ。お疲れ。下は大丈夫?」
「あ、さっきちょっと混みましたけど今は…」
「そう」
そんな柳瀬と百合香の会話を黙って聞いている美雪。
「あ、ちょっと先売場行っててください。資料持って後から追いますから」
柳瀬が美雪にそういうと自分のデスクへと行ってしまって百合香と美雪の2人きりになってしまう。
それはやはり美雪と柳瀬のこと。
また仕事の延長とはいえランチに行ったりするんじゃないかということ。
あんなに美人だったら同じ女としてやっぱり嫉妬してしまう。
そうこうしている間に休憩の時間が来た。
今日は百合香が1番目、次が坂谷で、最後は柳瀬。アルバイトの子はその間様子を見て順次休憩に入れる。
「坂谷さん、私休憩入っても大丈夫ですか?」
「あっ!う、うん。どうぞ!!」
「?」
(なんか変。
さっき阿部さんに会ってからなんか態度が落ち着いていないというか…)
百合香は休憩室へと向かった。
エレベーターを降りて事務所に入る。
するとちょうど話が終わったのか2人同時に商談室から出てきたところにばったりと出くわした。
「あっ…お、お疲れ様です」
「ああ。お疲れ。下は大丈夫?」
「あ、さっきちょっと混みましたけど今は…」
「そう」
そんな柳瀬と百合香の会話を黙って聞いている美雪。
「あ、ちょっと先売場行っててください。資料持って後から追いますから」
柳瀬が美雪にそういうと自分のデスクへと行ってしまって百合香と美雪の2人きりになってしまう。