強引な次期社長の熱烈プロポーズ
*
お酒も程よく酔いが回り始める頃、テーブルには日本酒が乗っていた。
美雪が化粧室へと席を外した。
個室には男3人だ。
「柳瀬くんは今いくつになった?」
「もう30ですよ」
「そうか。じゃあそろそろあれか?いい人いるのか?」
「あ、ぼくもそれ気になります!柳瀬さんてモテますでしょ?」
金山のお決まりの話題にお酒が入った笹森が乗っかってきた。
「いや、僕の話はいいですよ」
「またまた!いいじゃないですか」
さっきまで控えめだった笹森がなかなかしつこい。すると金山が口を開いた。
「もし相手がいないなら阿部なんかどうだ?」
わはは!とノリと本気とを混ぜたように柳瀬に言った。
そんな金山に柳瀬はきっぱりと答える。
「いえ、申し訳ありませんが、僕には決めた女性がいますから」
お酒も程よく酔いが回り始める頃、テーブルには日本酒が乗っていた。
美雪が化粧室へと席を外した。
個室には男3人だ。
「柳瀬くんは今いくつになった?」
「もう30ですよ」
「そうか。じゃあそろそろあれか?いい人いるのか?」
「あ、ぼくもそれ気になります!柳瀬さんてモテますでしょ?」
金山のお決まりの話題にお酒が入った笹森が乗っかってきた。
「いや、僕の話はいいですよ」
「またまた!いいじゃないですか」
さっきまで控えめだった笹森がなかなかしつこい。すると金山が口を開いた。
「もし相手がいないなら阿部なんかどうだ?」
わはは!とノリと本気とを混ぜたように柳瀬に言った。
そんな金山に柳瀬はきっぱりと答える。
「いえ、申し訳ありませんが、僕には決めた女性がいますから」