強引な次期社長の熱烈プロポーズ
「ああ、いいですね。コンパクトなボディで金ペン…あとは先着順でキャップとボディを選べるようにしようと思います」
「え?そんなことを…」
「オリジナルのものを更に組み合わせが自由だったらより“自分だけのペン”の感覚が得られるでしょう?」
「でも…売れ残ったら…」
「いつになく弱気ですね阿部さん」
わざと嫌味な感じでそう言った。
美雪に昨日までのことで手を抜かれたくないから、本気を出すように。
フェアではメーカー担当、他の応援で来てくれる人達と協力して販売する。つまり、美雪も特設コーナーに販売員として立つことになるのだ。
「…成功させますよ。絶対に」
「阿部さんを頼りにしてますから」
「…敵わない人ね」
「なんのことだか」
そして美雪は売場へと向かい、再び柳瀬は目の前のパソコンに対峙した。
「え?そんなことを…」
「オリジナルのものを更に組み合わせが自由だったらより“自分だけのペン”の感覚が得られるでしょう?」
「でも…売れ残ったら…」
「いつになく弱気ですね阿部さん」
わざと嫌味な感じでそう言った。
美雪に昨日までのことで手を抜かれたくないから、本気を出すように。
フェアではメーカー担当、他の応援で来てくれる人達と協力して販売する。つまり、美雪も特設コーナーに販売員として立つことになるのだ。
「…成功させますよ。絶対に」
「阿部さんを頼りにしてますから」
「…敵わない人ね」
「なんのことだか」
そして美雪は売場へと向かい、再び柳瀬は目の前のパソコンに対峙した。