強引な次期社長の熱烈プロポーズ
真っ白なメガネケース位の箱を百合香は手渡された。
白い箱は店では見たことがない。だけど、仮にも文具店に3年勤めてる百合香はピンときた。
(まさか·····)
「開けてみて」
智さんが含み笑いで言ったから、絶対私の予想は当たってる筈。
いつものドキドキとは違う緊張。
プレゼントを開ける瞬間ていうものは、幾つになっても胸が高鳴るもので。
私も仕事でどこかの誰かに開けて貰える贈り物を包装するのが好きと言うのは、こういう風にドキドキして貰えるって思うから。
そして柳瀬の優しい眼差しを受けながら、百合香はその白い箱をゆっくり開ける。
白い箱は店では見たことがない。だけど、仮にも文具店に3年勤めてる百合香はピンときた。
(まさか·····)
「開けてみて」
智さんが含み笑いで言ったから、絶対私の予想は当たってる筈。
いつものドキドキとは違う緊張。
プレゼントを開ける瞬間ていうものは、幾つになっても胸が高鳴るもので。
私も仕事でどこかの誰かに開けて貰える贈り物を包装するのが好きと言うのは、こういう風にドキドキして貰えるって思うから。
そして柳瀬の優しい眼差しを受けながら、百合香はその白い箱をゆっくり開ける。