強引な次期社長の熱烈プロポーズ
*
宴会コースだから2時間の予約。
今はもう中盤を越して、あと30分位で終わりという頃には皆雰囲気に打ち解けてお酒も進んでいた。
百合香も何度か柳瀬達がいるところへお酌をしに行って少し話はしたものの、やはりずっとそこにはいられない気がして再び元の場所へと戻ってきていた。
長谷川や湯川も結構飲んでてほろ酔いだ。
柳瀬達のところは接待という名目だしそんなに酔ってもいられないから百合香達の場所とはちょっと空気が違っている。
綾もお酒は強い為、酔ってはいないがテンションは高い。
店長や江川となにやら楽しそうに話をしている。
(坂谷さんは……)
幹事っていうことで始めは色々オーダーや気配りなんか頑張ってたみたいだけど後半で飲む方に走って今や結構出来あがってるように見える。
記憶はきっとあるんだろうけど。
「神野さぁーん、飲んでる?」
「はい。坂谷さん、大丈夫ですか」
(真横にいるからもともと近いんだけど、やっぱりお酒も入ってるからさらに距離が近い!)
宴会コースだから2時間の予約。
今はもう中盤を越して、あと30分位で終わりという頃には皆雰囲気に打ち解けてお酒も進んでいた。
百合香も何度か柳瀬達がいるところへお酌をしに行って少し話はしたものの、やはりずっとそこにはいられない気がして再び元の場所へと戻ってきていた。
長谷川や湯川も結構飲んでてほろ酔いだ。
柳瀬達のところは接待という名目だしそんなに酔ってもいられないから百合香達の場所とはちょっと空気が違っている。
綾もお酒は強い為、酔ってはいないがテンションは高い。
店長や江川となにやら楽しそうに話をしている。
(坂谷さんは……)
幹事っていうことで始めは色々オーダーや気配りなんか頑張ってたみたいだけど後半で飲む方に走って今や結構出来あがってるように見える。
記憶はきっとあるんだろうけど。
「神野さぁーん、飲んでる?」
「はい。坂谷さん、大丈夫ですか」
(真横にいるからもともと近いんだけど、やっぱりお酒も入ってるからさらに距離が近い!)