強引な次期社長の熱烈プロポーズ
「え?ちょ…さとっ・・・」


目の前に影が出来て一瞬でその距離はなくなってしまう。
今も変わらない。


感情をぶつけるように強引なキス。

だけど、やっぱり優しいキス。



すっかり笑う気持ちなんてなくなって今は心臓がドキドキしてる。

数センチ距離をまた取ると智さんがじっと私を見て言った。



「まあ、今のうちだよ。笑っていられるのは」



ニヤリとした智さんの顔を見て疑問に思ったけど、またすぐにそんなことを考えられないようなキスをするから本当に狡い。



< 483 / 610 >

この作品をシェア

pagetop